2023年2月8日水曜日

FEエンゲージを25章までやってみて

 ファイアーエムブレムの「エンゲージ」という作品を終章手前までやってみて、フリー マップでいろいろ稼ぎながら、思い出を書いてみます。

わたしはこのゲームを開始して1日目はレビュー「2/10」くらいでした。2日目には「4/10」くらいにあがり、最終的には「6.9/10」あたりに落ち着きました。バトルの背景グラフィックはかなり進化しているし、いろいろとグラフィックの描き込みもアップグレードされている。メインとなる街の夕方や夜はかなり美しく、今までの作品ではこういうのはなかったな〜とか思いました。

しかし肝心のキャラクターがどうにも好きになれなかった。わたしは個人的に「聖戦の系譜」「トラキア776」「蒼炎の軌跡」「ベルウィックサーガ」「ヴェスタリアサーガ」「風花雪月+無双」などが好きで、「覚醒」「闇夜IF」は嫌いでした。その理由はシナリオの戦記物らしさにあります。もちろん「戦記物なんて古い」という意見もあるでしょう。それも個人の嗜好なので、私は戦記物が好きだというだけであって違う意見を否定する気はありません。しかしゲームとは自分の基準で好き嫌いを評価するものだから、私は「エンゲージ」にはいまだに高い評価はつけません。

風花雪月の女性キャラのほうがエンゲージのキャラよりも私は好きです。キャラごとの背景にあるつくり込みが風花とエンゲージではあまりにも段違いであり、会話内容のボリューム差のせいだけとは思えません。エンゲージがほぼ全てが薄っぺらい。スマホで気軽にやるFHヒーローズに予算をつけて、据え置き用にブラッシュアップしたのがエンゲージなんじゃ・・・とさえ思ってしまうほうどにとにかくシナリオと会話がひどすぎる。たしかに興味深い会話などもありますがあまりにも少ない。

反面、「難易度ノーマルでも高い移動力で突撃してくる敵」「防ぎきれないほどの奇妙な布陣」「体格を久しぶりに導入したら男性キャラが有利になってしまった」「常にお金もスキルポイントも不足している」など、ビギナーにすすめられるほど簡単なゲームではないと思うこともあり、ターゲットがいまいちよくわかりません。敵のドラゴンナイトやウルフナイトは移動力が高く攻撃も高いので弱いキャラでは防げない。カジュアルモードで死にまくりながらやるのを前提として作っているのかもしれない。

とにかくこのゲームはいろいろなところがバランスがおかしすぎて、根幹である「シナリオ」と「キャラ」がスマホゲームみたいなので、ちょっとこれはどうなんだろう・・・とわたしは感じました。最後になりますが「外伝」はどれも本当に懐かしくて、出来はきわめて良いです。当時の音楽をアレンジして採用しているというのも感動しました。メインシナリオよりも外伝目当てで買うのもありかもしれない・・・。

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